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団体からのご寄付について



本学では、個人の皆さまに留まらず、校友会県単位・地域支部、ゼミナール・研究室、クラブ・サークル、学部・学科・専攻、仕事や趣味を通じた交流会等、さまざまな校友・父母・教職員の団体の皆さまからのご寄付も受け付けております。今回は、「校友会松戸地域支部」をご紹介します。

スポーツの分野でも頑張って

明治大学校友会松戸地域支部副支部長 青木 新一(1957年政治経済学部卒業)

このところ大学スポーツ界が、以前の活況とは程遠いと感じるのは私だけであろうか。在学中、友人の1人に9人制バレーボール部のレギュラーがいて、スポーツの楽しさと過酷さをさんざん啓発されたが、運動神経に恵まれず、それではと母校のスポーツ観戦と応援に熱心に通いつめたのが懐かしい。場所や名称はうろ覚えの所もあるが、浜松町にあった日活アリーナでの「アイスホッケー」、田園コロシアムの「ボクシング」、後楽園の「バレーボール」など、今は無くなった施設での、あまり一般受けしないとも思われる競技も明治は強かった。神宮外苑の「水泳」、秩父宮の「ラグビー」や、もちろん神宮球場の「野球」も熱心に通い、アルバイトに精を出しながら、青春を一応謳歌していた。

卒業後、一部上場の建設会社に就職し、47年間会社一途に働きずくめであったが、縁があって何となく松戸支部に入会し、たまたま支部のゴルフコンペに誘われ、その後幹事役員の旅行に場外参加をさせてもらったのを境に、会社在職中はほとんど貢献出来なかった支部活動を、退職を機に心機一転老骨に鞭打って、今では幹事会等の議事録の作成や、支部ニュースの編集、ホームページの更新、そして各種行事への参加等に頑張っている。

このたび、松戸地域支部は、明大マンドリンチャリティコンサートの剰余金から、硬式野球部、ラグビー部、そして競走部に応分の寄付をすることが出来た。

これで支部設立以来16年にわたり行ってきた地域支部としての大学への寄付総額が、累計で381.1万円となった。これもひとえに支部長をはじめ地域支部会員の多くの協力があったればこそで、今後も継続出来ればと願っている。

母校は、一般入試の志願者数が10万人超で4年連続全国1位となった。また高校生を対象としたアンケートでは「志願したい大学」として5年連続1位となり、喜ばしい限りではあるが、スポーツの分野でも、もっと幅広く活躍してもらいたいとの夢は、明大OBの願いの一つでもあり、それが母校の更なる発展にもつながるのではないだろうか。