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福宮学長らが中国社会科学院等を表敬訪問

中国社会科学院にて李副院長(右)と懇談する福宮学長 中央財経大では、終始和やかな様子で懇談が進んだ

福宮賢一学長、山本昌弘副学長(研究担当)、吉村武彦文学部教授らは昨年11月20~22日、中国・北京の中国社会科学院および中央財経大学を表敬訪問した。

中国社会科学院と本学は2010年に協力協定を締結して以来、「日本と中国の交流と関係史」というテーマで学術交流を続けてきた。同院では李培林副院長、王?国際合作局長をはじめ5人と懇談。李副院長は、これまでの本学と同院の歴史研究者らで行ってきた学術研究について「大変有意義な交流」と高く評価した。そして、今後の学術交流に向けて意見交換し、これまで行ってきた歴史関係の学術研究をモデルに、国際金融や環境問題など新たな研究分野でも交流を深めていくことを相互に確認した。

中央財経大学では、王広謙学長、孫国輝大学院長、周衛中大学院副院長ら6人と面会。両学長は、2006年の協定締結以降の両大学の新たな動きを紹介し、これからの交流について話し合った。福宮学長は「これまでは経営学部を中心に学術・学生交流を行ってきたが、今後は別の学部の交流も推進したい」と希望を述べ、王学長も前向きな姿勢を示した。両者はさらに教員の相互派遣についても意見交換し、和やかな雰囲気で懇談を終えた。