7916人が新たな旅立ち
明治大学は3月26日、2013年度卒業式を日本武道館(東京都千代田区)で挙行。春の息吹を感じる暖かな日差しの中、明大生7916人(学部6940人、大学院976人)の新たな門出を祝した。【関連記事4~9面】
式典は午前、午後の2部制で執り行われ、午前の部・午後の部ともに学位記授与に続けて、福宮賢一学長、日髙憲三理事長、向殿政男校友会長らからはなむけの言葉が贈られた。
各学部・大学院の総代および代表に学位記を手渡した福宮学長は、「本学で培った未来開拓力を遺憾なく発揮し、世界に輝く『個』となってほしい」と呼びかけ、「さまざまな分野で社会の一隅を照らす、輝く人材となることを願う」と激励。祝辞に立った日髙理事長は、「多くの仲間と切磋琢磨した日々は必ずや生涯の財産となるだろう」と力を込め、「時代が転換期を迎える中、未来に不安を抱く卒業生もいるかもしれないが、大きな志と情熱をもってたくましく歩んでほしい」と期待を寄せた。向殿校友会長は「明治大学卒業という肩書は一生もの。周りの人たちから信頼される人物になり、『さすが明治人』と言われるようになってほしい」と明治らしさに言及し、困難に直面しても「前へ」と進む大切さを説いた。
続いて、卒業生代表の答辞があり、午前の部で常井隆寿さん(理工4)、午後の部で井ノ口真梨子さん(国日4)が登壇。「大学での生活には自由の風 が吹き、全国から集った友人たちと互いに刺激し合った。大学での学問は高校までとは一味も二味も異なり苦労したが、教員や仲間たちと議論を重ね、独立した 精神と学問のための素養を培うことができた」(常井さん)、「この4年間、世界情勢の変化や災害など多くの深刻な問題に見舞われた。私たちが社会を引っ張 る立場になるころには、さらに多くの課題が待ち構えているだろうが、明治大学で身につけた個を大きな武器とし、社会で主体的に貢献したい」(井ノ口さん) などと述べ、大学への感謝とともに今後の活躍を誓った。
その後、行われた学生表彰では、連合父母会教育振興賞、校友会表彰、スポーツ表彰の各代表者に賞状を授与。体育会アーチェリー部の深澤菜見さん(文4)はスポーツ表彰を受けると、満面の笑みを浮かべて「明治で、よかったー」と舞台上でガッツポーズし、会場を沸かせた。
最後に、正面スクリーンで学生時代の思い出の映像が流れる中、参列者全員で校歌を斉唱。卒業生たちは、式典終了後も会場周辺で友人や家族らと記念写真を撮り、別れを惜しんでいた。
式典は午前、午後の2部制で執り行われ、午前の部・午後の部ともに学位記授与に続けて、福宮賢一学長、日髙憲三理事長、向殿政男校友会長らからはなむけの言葉が贈られた。
各学部・大学院の総代および代表に学位記を手渡した福宮学長は、「本学で培った未来開拓力を遺憾なく発揮し、世界に輝く『個』となってほしい」と呼びかけ、「さまざまな分野で社会の一隅を照らす、輝く人材となることを願う」と激励。祝辞に立った日髙理事長は、「多くの仲間と切磋琢磨した日々は必ずや生涯の財産となるだろう」と力を込め、「時代が転換期を迎える中、未来に不安を抱く卒業生もいるかもしれないが、大きな志と情熱をもってたくましく歩んでほしい」と期待を寄せた。向殿校友会長は「明治大学卒業という肩書は一生もの。周りの人たちから信頼される人物になり、『さすが明治人』と言われるようになってほしい」と明治らしさに言及し、困難に直面しても「前へ」と進む大切さを説いた。
続いて、卒業生代表の答辞があり、午前の部で常井隆寿さん(理工4)、午後の部で井ノ口真梨子さん(国日4)が登壇。「大学での生活には自由の風 が吹き、全国から集った友人たちと互いに刺激し合った。大学での学問は高校までとは一味も二味も異なり苦労したが、教員や仲間たちと議論を重ね、独立した 精神と学問のための素養を培うことができた」(常井さん)、「この4年間、世界情勢の変化や災害など多くの深刻な問題に見舞われた。私たちが社会を引っ張 る立場になるころには、さらに多くの課題が待ち構えているだろうが、明治大学で身につけた個を大きな武器とし、社会で主体的に貢献したい」(井ノ口さん) などと述べ、大学への感謝とともに今後の活躍を誓った。
その後、行われた学生表彰では、連合父母会教育振興賞、校友会表彰、スポーツ表彰の各代表者に賞状を授与。体育会アーチェリー部の深澤菜見さん(文4)はスポーツ表彰を受けると、満面の笑みを浮かべて「明治で、よかったー」と舞台上でガッツポーズし、会場を沸かせた。
最後に、正面スクリーンで学生時代の思い出の映像が流れる中、参列者全員で校歌を斉唱。卒業生たちは、式典終了後も会場周辺で友人や家族らと記念写真を撮り、別れを惜しんでいた。
2013年度 答辞・総代・代表
答 辞 | ||
---|---|---|
午前の部 | ||
正 | 理工学部(数学科) | 常井 隆寿 |
副 | 理工学部(数学科) | 松並 奏史 |
午後の部 | ||
正 | 国際日本学部(国際日本学科) | 劉 宸辰 |
副 | 国際日本学部(国際日本学科) | 井ノ口真梨子 |
総 代 | ||
法学部 | ||
正 | 法律学科 | 浜仲真太郎 |
副 | 法律学科 | 浅川 浩輝 |
商学部 | ||
正 | 商学科 | 藤野 美紀 |
副 | 商学科 | 宮嶋 愛加 |
政治経済学部 | ||
正 | 経済学科 | 望月 大暉 |
副 | 地域行政学科 | 齋藤 彩花 |
文学部 | ||
正 | 文学科 | 秋山 優香 |
副 | 文学科 | 石田 勇太 |
理工学部 | ||
正 | 数学科 | 常井 隆寿 |
副 | 数学科 | 松並 奏史 |
農学部 | ||
正 | 食料環境政策学科 | 井口香奈子 |
副 | 食料環境政策学科 | 岩本 悠里 |
経営学部 | ||
正 | 経営学科 | 服部摩耶斗 |
副 | 会計学科 | 東田 海和 |
情報コミュニケーション学部 | ||
正 | 情報コミュニケーション学科 | 渡邊 寛 |
副 | 情報コミュニケーション学科 | 小松 あや |
国際日本学部 | ||
正 | 国際日本学科 | 劉 宸辰 |
副 | 国際日本学科 | 井ノ口真梨子 |
大学院・博士前期課程 | ||
正 | 教養デザイン研究科 | 寺西 薫 |
副 | 教養デザイン研究科 | 張 寿山 |
法科大学院・専門職学位課程 | ||
正 | 法務研究科 | 藤田 勝也 |
副 | 法務研究科 | 浅野 良太 |
専門職大学院・専門職学位課程 | ||
正 | 会計専門職研究科 | 中島 美樹 |
副 | 会計専門職研究科 | 粟飯原義徳 |
代 表 | ||
大学院・博士後期課程 | ||
正 | 文学研究科 | 藤田 怜史 |
副 | 文学研究科 | 蔡 欣吟 |
2013年度 卒業生数
学部 | ||||
---|---|---|---|---|
法学部 | 960 | (224) | ||
商学部 | 1050 | (270) | ||
政治経済学部 | 1058 | (274) | ||
文学部 | 893 | (472) | ||
理工学部 | 918 | (115) | ||
農学部 | 517 | (211) | ||
経営学部 | 718 | (214) | ||
情報コミュニケーション学部 | 501 | (236) | ||
国際日本学部 | 325 | (212) | ||
計 | 6940 | (2228) | ||
大学院 (博士前期・博士後期) |
前期 | 後期 | ||
法学研究科 | 21 | (11) | 2 | (0) |
商学研究科 | 28 | (10) | 3 | (1) |
政治経済学研究科 | 41 | (19) | 3 | (0) |
経営学研究科 | 34 | (16) | 2 | (2) |
文学研究科 | 54 | (28) | 9 | (2) |
理工学研究科 | 349 | (28) | 17 | (2) |
農学研究科 | 87 | (25) | 7 | (3) |
情報コミュニケーション研究科 | 7 | (6) | 0 | (0) |
教養デザイン研究科 | 14 | (7) | 0 | (0) |
先端数理科学研究科 | 9 | (1) | 5 | (1) |
国際日本学研究科 | 21 | (16) | ||
計 | 665 | (167) | 48 | (11) |
法科大学院 | ||||
法務研究科 | 123 | (38) | ||
専門職大学院 | ||||
ガバナンス研究科 | 35 | (5) | ||
グローバル・ビジネス研究科 | 62 | (10) | ||
会計専門職研究科 | 43 | (8) | ||
計 | 140 | (23) | ||
総計 | 7916 | (2467) |
※( )内は女子で内数。3月26日現在