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明大生がマレーシア首相を表敬

明大生がナジブ首相を表敬訪問した様子は、現地のテレビや新聞で大きく報道された。(左)堀江教授、(左3番目から)野本さん、渡邉さん、ナジブ首相、(右から3番目が)芝崎さん 明大生がナジブ首相を表敬訪問した様子は、現地のテレビや新聞で大きく報道された。(左)堀江教授、(左3番目から)野本さん、渡邉さん、ナジブ首相、(右から3番目が)芝崎さん

マレーシアの首都クアラルンプールにある、マレーシア日本国際工科院(MJIIT)に留学中の芝崎大樹さん(理工研D1)、渡邉俊介さん(理工研M1)、野本悟史さん(理工4)らは2月21日、マレーシア首相官邸を訪れ、ナジブ・ラザク首相に表敬した。これは前駐マレーシア特命全権大使の堀江正彦研究・知財戦略機構特任教授による尽力で実現したもの。ナジブ首相は2010年に、本学から名誉博士号を授与されている。

MJIITは、東方政策(Look East Policy)を掲げたマハティール元マレーシア首相が、日本式工学教育をマレーシア国内で行う大学を設立することを提唱したことがきっかけで、2011年9月、大学院に重点を置いた国際工科院として、マレーシア工科大学(UTM)国際キャンパス内に開校した。今回、ナジブ首相を表敬訪問した3人は、アジアをリードする技術者・研究者を育成することを目的に2013年に新設された吉岡奨学金マレーシア日本国際工科院留学プログラムを利用しMJIITに留学している。
ナジブ首相は、学生にMJIITでの大学生活や、キャンパス環境、施設、勉強などについて尋ねるなどして、学生と交流。学生たちは、MJIITでの留学生 活が充実していて楽しいものであること、将来も日本とマレーシアの発展に寄与出来るようになりたいことなどを英語で流暢に披露した。学生を引率した堀江教 授は「次回の訪問は、より多くの日本人学生を連れて来られるよう努力し、マレーシアと日本の交流を一層深めていきたい」と意欲を示した。

堀江教授は、4月10日午後6時より、生田キャンパス第二校舎A館4階マルチメディアルームにおいて、理工学部の熊野照久教授とともに、明治大学のOB で、ローム・ワコー名誉会長である吉岡洋介氏の寄付により設立された奨学金制度の活用に関するオリエンテーションに臨む。「明治大学とグローバル人材~地 球環境問題に関する工学の役割~」のテーマで講演する予定。関心のある学生は参加・聴講歓迎。