リバティアカデミー　２９４人に称号を授与

本学の生涯学習機関であるリバティアカデミーは３月２２日、駿河台キャンパス・グローバルホールで２０１３年度の称号授与式を挙行した。これは講座ごとの時間数に応じたポイントによって独自の称号を授与するもの。会員の継続的な学習を支援することを目的に２００５年度から行っている。２０１３年度は２９４人に「アカデミー・マスター・シングル・リベラルアーツ」などの称号が授与された。

授与式に先立ち、あいさつに立った大友純リバティアカデミー長（商学部教授）は称号取得への祝辞を述べつつ「皆さんは学ぶことに対して非常に積極的。これからも皆さんの笑顔を引き出し、学ぶ楽しさや喜びを感じてもらえるようにしたい」と述べ、プログラムのさらなる充実を誓った。

称号授与式に続いて考古学講座の講師であり、本学でも長年にわたって教鞭を執った大塚初重名誉教授が講演。考古学に出会った経緯、日本画家の前田青邨氏との出会いなどについて触れながら「良い人の良い話を聞き、普段から学ぶことが大切。長く生きるとそれだけ良いことがある。会員の皆さんも健康に留意して、生涯学び続けてほしい」と話すと、会場では随所でうなずく様子が見られた。

その後の懇親会はリバティタワー宮城浩蔵ホールに場所を移し、称号の最高位である「アカデミー・ドクター」を取得した渡邊安さんが乾杯の発声。受講生たちは思い思いに会話を楽しんでいた。