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生田キャンパス 農学部の実験研究棟、生田第一校舎6号館が竣工

閉鎖系ガラス温室などの最新鋭設備

内覧会の様子。実験研究棟のイメージと異なる明るい内装も特徴

農学部の新たな実験研究棟となる生田第一校舎6号館の竣工式が4月18日に執り行われ、日髙憲三理事長、福宮賢一学長、早瀬文孝農学部長ら大学役員・役職者のほか、設計監理者や施工者など約50人が出席した。

6号館は地下1階・地上4階建て(延床面積約5300平方メートル)で、圃場や温室のある生田キャンパス南寄りの丘陵地の一角に立地。教室や通常の実験室・研究室以外に、遺伝子組換え体を扱う培養室や、最上階には日影の影響を受けない閉鎖系ガラス温室を設けたほか、通風・採光に優れた吹抜けや休憩スペースも共用部に配置。実験研究棟の閉鎖的なイメージとは異なり、明るさに満ちた空間となっている。
竣工式では、厳かな神事と内覧会に続いて直会(なおらい)が行われ、施主の明治大学を代表して日髙理事長と福宮学長があいさつ。それぞれ、「最新の研究室や実験室に加え、学生が一息つける空間もできた。今後も、学生が前向きに研究に取り組める環境をバックアップしていきたい」(日髙理事長)、「生まれ変わるなら農学部に入りたい、と思えるほど立派な施設。先端研究の成果がますます発揮されるよう頑張っていただきたい」(福宮学長)などと述べた。

その後、大学からの感謝状の贈呈や設計監理者、施工者からのあいさつに続き、飯田和人教務担当常勤理事の発声で出席者が乾杯。同館の完成を祝した。