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セーデルトーン大学長表敬訪問、交換留学生らと懇談

(前列左から)フォン・ライト学長、福宮学長 交換留学生フリデーンさん

昨年、本学と学術協定および学生交流覚書を締結したスウェーデンのセーデルトーン大学モイラ・フォン・ライト学長らが4月18日、駿河台キャンパスに来訪。リバティタワー貴賓室にて福宮賢一学長、勝悦子副学長(国際交流担当)らと懇談し、今後のさらなる連携強化を図ることなどを確認し合った。

スウェーデンは英語のみでの留学が可能なことから、交換留学先として毎年学生の人気を集めている。セーデルトーン大学はスウェーデンで2校目の協定校で、今年4月より本学の中嶋勇輝さん(国日3)を派遣している。

懇談で福宮学長は「協定締結後すぐに活発な交流が行われていることを大変うれしく思っており、今後さらに関係を発展していきたい」と述べた。フォン・ライト学長が教職員交流にも関心が高いと話すと、勝副学長は「個人レベルの交流は活発に行われているが、今後は、大学として支援する制度整備を進めたい」と応じた。

続いてキャンパス見学の後、セーデルトーン大学一行はグローバルフロントにて、本学で受け入れている、同大学初の交換留学生デーブ・カルナール・フリデーンさんと懇談した。国際日本学部で日本映画やジャーナリズムを学んでいるフリデーンさんは「帰国後は映画クラブを立ち上げるなど、留学で吸収した知識や経験を活かしたい」と話した。フォン・ライト学長が「留学に向かないのはどのような学生か」と率直な意見を求めると、フリデーンさんは「異文化に関心がなければもちろん退屈してしまうだろう。ただ、日本のポップカルチャーはスウェーデンの若い世代に大変人気があり、こちらでの生活も刺激的に感じるはず」と学長らに日本の良さをアピールし、「今後も両校の交流促進に積極的に協力したい」と話した。