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2013年度私大経常費補助金 明大への交付額は約45億円

日本私立学校振興・共済事業団は、2013年度の私立大学等(大学・短期大学・高等専門学校)に対する「私立大学等経常費補助金」の交付状況を発表した。本学への交付額は、45億4511万1000円(前年度比3億5356万4000円減)で、昨年に引き続き全国8位となった。

私立大学等経常費補助金は、(1)私立大学等の教育研究条件の維持向上、(2)学生の修学上の経済的負担の軽減、(3)学校法人の経営の健全性向上に資するため、私立大学等の教育・研究に係る経常的経費に対して交付されるものである。

この経常費補助金は、各私立大学等における教職員数や学生数等に所定の単価を乗じて得た基準額を教育研究条件の状況に応じて傾斜配分される「一般補助」と、教育研究に関する特色ある取り組みに応じて配分される「特別補助」がある。

2013年度の経常費補助金の交付総額は、3204億7124万3000円(前年度比33億3582万9000円減)であり、このうち一般補助は2782億5300万円、特別補助は422億1824万3000円であった。

交付を受けた私立大学563校(前年度560校)には、2973億2763万7000円(前年度比28億3004万2000円減)が交付されている。交付額を大学1校当たりに換算すると5億2811万3000円(前年度比788万3000円減)で、学生1人当たり15万8000円(前年度比2000円減)となる。

明大への交付額45億4511万1000円のうち、一般補助は37億3380万7000円(前年度比2億5726万7000円減)、特別補助が8億1130万4000円(前年度比9629万7000円減)であった。

経常費補助金という国からの財政支援を受けている大学は、社会からの要請に応えられる個性的で特色ある教育・研究体制を構築していかなければならない。本学においても、グローバル社会で活躍できる人材の育成、研究成果の発信等による地域・社会との連携を中心に、更なる大学改革に取り組み、その結果として補助金獲得を最大化できるよう積極的な推進を図っていく。
(経営企画部企画課)

2013年度私立大学経常費補助金上位20校

(単位:千円)
順位 大学名 合計
  日本大 9,840,371 (1,788,594)
※早稲田大 9,461,142 (1,560,158)
  慶應義塾大 8,520,804 (880,979)
  東海大 6,629,073 (387,830)
※立命館大 5,955,943 (1,068,746)
  昭和大 5,138,429 (255,252)
  順天堂大 5,032,593 (514,600)
※明治大 4,545,111 (811,304)
  近畿大 4,451,312 (380,392)
10   北里大 4,126,938 (444,624)
11   東京女子医科大 3,863,188 (215,744)
12   福岡大 3,823,303 (311,851)
13   東京慈恵会医科大 3,467,271 (155,991)
14 ※東京理科大 3,423,316 (414,115)
15 ※同志社大 3,394,353 (598,615)
16 ※関西大 3,385,625 (699,665)
17   日本医科大 3,253,762 (168,053)
18 ※法政大 3,037,236 (496,059)
19 ※関西学院大 3,018,975 (680,428)
20   自治医科大 2,966,722 (136,299)
(注)カッコ内は特別補助金額で内数、※印は医歯学部のない大学