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学習支援教室「なかのハウス」中野キャンパスの学生ボランティアチームが企画・開催

4月26日に行われた「なかのハウス」の様子

中野キャンパスの1、2年生を中心とする学生ボランティアチームは、4月26日と5月24日の両日、キャンパス近隣に暮らす外国籍や外国から帰国した児童らを対象にした学習支援教室「なかのハウス」を中野キャンパスで開催した。

「なかのハウス」は、中野区在住で外国にルーツを持ち、日本語での学習に不安がある小学4~6年生が対象。同じような境遇の仲間と一緒に質問をしながら学習できるだけではなく、レクリエーションも行うなど児童たちの開放的な居場所の役割も担う。

外国にルーツをもつ児童らが言語の問題から授業についていけなくなってしまうことや、算数や理科などの専門用語の理解に苦労している現状を授業で学んだ学生らは昨年、ボランティアチーム「なかのーばる」を結成。地域児童のために何かできることはないかと、学習支援教室「なかのハウス」を企画した。

今後は、中野区教育委員会を通して区内の小学校へ開催を呼びかけるなど、毎月2回のペースでの開催を検討している。