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警視庁協力のもと、「自転車シミュレーター」で交通安全指導を実施

留学生もシミュレーターを体験 楽しく覚える自転車の交通ルール

中野キャンパス1階アトリウムで5月15日、警視庁野方署交通課の協力のもと、「自転車シミュレーター」を使った交通安全指導イベントが行われた。

自転車シミュレーターは、固定された自転車の前面にモニターがあり、運転を疑似体験できる機械。ペダルを漕ぐと画面が動き、自転車のルールやマナーを確認することができる。昼食時にアトリウムを通りかかった明大生約30人がこのシミュレーターを体験し、自転車の交通規則について学んだ。

学生からは「ゲーム感覚で体験でき、面白かった」(国際日本2)、「自転車通学しているので、交通規則を覚えるのによい機会だった」(総合数理2)、「母国では、自転車に乗る人は少なかったので日本の自転車の数の多さに驚いた。ルールをきちんと守って乗るようにしたい」(国際日本3・カナダより留学)などの声が聞かれた。

東京都内では、自転車利用者の交通ルールを無視した運転が原因となった死亡事故・重傷事故が昨年だけでも60件発生しており、警視庁は2020年のオリンピック・パラリンピック開催に向け、改めて自転車の交通ルール・マナーの改善を呼びかけている。