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リバティアカデミー 帝京平成大学との連携講座を開催

「身近な薬用植物と健康 現代病に挑む漢方の知恵を学ぶ」

身近な薬用植物や漢方薬の効用について話す石井准教授

リバティアカデミーは5月10日、帝京平成大学との連携講座「身近な薬用植物と健康 現代病に挑む漢方の知恵を学ぶ」を同大学中野キャンパスで開催した。漢方薬の歴史や種類、使用方法などについて同大学薬学部の石井竹夫准教授が講演し、参加した両大学の学生やリバティアカデミー受講生ら約150人は、ユーモアを交えた講義を楽しんだ。

講演の冒頭、リバティアカデミー副アカデミー長の井田正道教授(政治経済学部)があいさつ。帝京平成大学での連携講座開催にお礼を述べつつ、「中野キャンパスでは特に地域社会との連携を考え実施している。これからも大学と地域社会との垣根を下げ、満足していただけるような企画を行っていきたい」と話し、プログラムのさらなる充実を誓った。

続いて、帝京平成大学薬学部長の安西偕二郎教授が「同時期に開校した明治大学とは互いの特色を生かし、異なった切り口からこれからも連携していきたい」と述べ、さらなる連携強化に期待を込めた。

講演ではまず、身近な植物であるネコジャラシやハルジオンなど雑草について説明した後、後漢に書かれた中国最古の薬物書「神農本草経」を取り上げ、「漢方 は中国医学が日本に伝わり、風土に合わせて東洋医学として出来上がったもの」と由来を紹介。その後、葛根湯や六君子湯など医療用漢方製剤として使用量が多 いものを例に上げながら、効能・効果、使用用途、原料である生薬の種類などについて説明があった。

石井准教授が「漢方には身近な薬用植物が使用されていることを知ってほしい。漢方薬の効用や原料を覚えると普段の食事にも応用できる」と話すと、受講生らは熱心にメモを取りながら耳を傾けていた。