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学生・教員・校友の受賞、助成金の獲得等を紹介する(6月11日現在、敬称略)。
(1)活動・受賞名、(2)テーマまたは受賞理由/概要。

学生

筋野 哲央(理工研M2、杉本旭研究室)
  1. 日本機械学会(産業・化学機械と安全部門)、2013年度部門賞
  2. 論文「津波防災のためのクリティカル・インタロックの考え方」/2013年の講演論文で津波防災の考え方を提案。予め用意された安全に向かうこと(避難を無事完了すること)が、津波防災を考えるうえで最重要であることを示した
狩野 恵次(理工研M1、松尾卓摩研究室)
  1. 日本非破壊検査協会、新進賞
  2. 講演「跨線橋の健全性診断のための非接触変位計測手法の開発」/高経年化したインフラ設備に対する簡便な検査技術が求められているなか、跨線橋(線路上に架かる橋)の簡易検査手法として、橋の変形状態を移動中の車両から非接触で計測する手法を構築。跨線橋の損傷や劣化の簡便かつ安価に診断できる技術への応用が期待された

教員

奈良 沙織(商学部講師)
  1. 日本証券アナリスト協会『証券アナリストジャーナル』(日本証券アナリスト協会発行)、2013年度証券アナリストジャーナル賞
  2. 共著論文「経営者予想公表後のアナリストのハーディングとアナリスト予想の有用性-企業規模の観点から-」/経営者による業績見通しとアナリストの予想形成の関係を分析し、アナリスト予想の有用性について検証。業績予想形成の特性を明らかにしたとして表彰された
石原 康利(理工学部教授)
  1. ISMRM『Magnetic Resonance in Medicine』(Wiley発行)、The top 30 MRM papers
  2. 発表論文「水プロトン化学シフトを用いた高速・高精度な生体内温度分布画像化法」/創刊30周年を記念して、過去に掲載された約9,000編の中から、MRI(磁気共鳴診断装置)の発展に大きく寄与した論文であるとして評価された

校友

柿沼 祐亮(2014年理工研M修了)
  1. 日本セラミックス協会2014年年会、2014年年会優秀ポスター発表賞
  2. 研究テーマ「イノシトールリン酸のキレート能を利用した銀担持アパタイトによる抗菌性インプラントの創製とその生体適合性」/手術時の感染を防ぐ抗菌性を備えた整形外科用インプラントの創製に成功し、そのインプラントの抗菌性と生体適合性を細胞や実験動物を用いて明らかにした(本発表は、慶應義塾大学医学部整形外科教室との共同研究の成果)
江頭 信次(1974年農学部卒、現アーチェリー国際審判員)
  1. 麹町東久邇宮記念会支援機構、東久邇宮文化褒賞
  2. 2014年テーマ「輪」:まごころを讃える心の褒章/長年に渡るアーチェリーの指導と貢献で、グローバル世界の舵取りをしたとして高く評価された