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文学部がテンプル大学ジャパンキャンパスと単位互換プログラムに関する覚書を締結

協定書を手に、笑顔の林学部長(右)とストロナク学長

文学部は5月26日、米国・テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)との間で、単位互換プログラムに関する覚書を締結した。駿河台キャンパス・リバティタワー23階の貴賓室で行われた調印式には、文学部から林義勝学部長ら、TUJからはブルース・ストロナク学長らが出席。それぞれ協定書に署名した。

林学部長は今回の締結に謝辞を述べるとともに、「日本にいながら本格的な米国式の授業を受講できる体制が整った。留学促進や語学力向上などに向けた活発な交流を期待したい」とあいさつすると、ストロナク学長は「日本の大学の国際化においてリーダー的役割を担う明治大学に学生を送り出せることは大変喜ばしい。世界55カ国から集まる本学の学生が日本の文化・社会に直接触れるとても良い機会だ」と期待を込めた。

今回のプログラムは、双方がそれぞれ設定した語学レベルの基準を満たした学生が、特別聴講学生や科目等履修生として相手先の大学の専門科目や語学科目を受講できる。文学部の学生がこの制度を利用してTUJの単位を修得した場合、明治大学の科目として認定される。

文学部では秋学期からTUJの学生を受け入れるとともに、来年度の春学期から学部の学生を派遣する。

テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)

米国・ペンシルベニア州立の総合大学であるテンプル大学の日本校として、1982年に東京に開校。翌年には、日本で初めて米国の大学教育を提供する場として学部課程が誕生した。2005年、文部科学省より「外国大学の日本校」として初めて指定され、日本の大学との単位互換などが正式に認められた。現在は、世界各国からの学生と各種プログラムの受講生を合わせて、約4000人が学んでいる。