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中野キャンパス周辺の関係機関が連携「allなかの防災ボランティア体験デー」を実施

めいじろうと警視庁の「ピーポくん」がタッグを組み、イベントをPR 初期消火訓練。意外に知らない消火器の使い方 AEDを使用して行われた応急救護訓練

「allなかの防災ボランティア体験デー」が6月11日、本学中野キャンパスと帝京平成大学中野キャンパスを会場に開催された。これは両大学に通う学生に対する災害時の「自助・共助意識」の啓発を目的に、両大学と関係機関(中野区役所、警視庁災害対策課、野方警察署、中野消防署、中野消防団、中野区社会福祉協議会、窪田理容美容専門学校)との連携で実施されたもの。

中野キャンパスに隣接する中野四季の森公園は災害時の広域避難地に指定されており、大学側にも災害発生時の連携が求められている。特に学生ボランティアについては、地域からの期待も大きい。

開会式で、野方警察署の間宮德彦署長は「東日本大震災では一般市民の方々の努力で多くの命が救われた。災害発生時にはまず自分の身は自分で守り、助けを求めている人にも手を差し伸べてほしい」とあいさつ。続いて、本学の松本隆栄総務担当常勤理事が「皆さんには災害時の協力が強く期待されている。この体験デーでは、地域との連携に根差した防災訓練が行われるので、ぜひ積極的に参加してほしい」と集まった学生たちに呼びかけた。

会場では、災害用特殊車両の展示や被災者のレスキュー体験(警視庁)、ボランティア活動のパネル展示(社会福祉協議会)、レスキュー展示訓練(警視庁特殊救助隊)などを実施。本学中野キャンパスの1階アトリウムなどで実施された初期消火訓練や応急救護訓練にも、積極的に参加する学生の姿が多く見られ、明大生の防災ボランティアへの関心の高さがうかがえた。