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「エコライフ・フェア2014」に理工学部がブースを出展



理工学部は6月7日~8日、梅雨空の東京・代々木公園で開催された「エコライフ・フェア2014」(主催:環境省)に参加。電気電子生命学科と物理学科がそれぞれブースを出展した。

エコライフ・フェアは、環境問題への関心を高め、エコについて学ぶきっかけを提供しようと、毎年6月の環境月間に合わせて開催されるイベント。企業・団体・NPOなどが多数参加する中、明治大学からは初参加となった。

電気電子生命学科の出展ブースでは、「電気を作る・送る・貯める」と題して、太陽電池の製造プロセスを紹介する模型や、蓄電や送電にかかわる研究内容を図解したパネルが展示された。ブースには環境問題や省エネ・創エネへの関心の高い人々が訪れ、大学院生らが電気に関する最新の研究成果を解説した。

物理学科では、発電自転車をこいで電力の見える化を図る体験型ブースを設置。実際に自転車をこぐと発電量が計測される仕組みで、参加者には自分の発電量が記された認定証が贈呈された。体験した男性は「こんなに一生懸命こいでも200ワット(電球約2個分)。電気は大事ですね」と電気の大切さを痛感した様子だった。

連動キャンペーンの「ECOパーク2014」には環境ボランティアサークル「くれぱす」が参加



エコライフ・フェアに連動して毎年開催される環境キャンペーン「ECOパーク2014」(主催:NHK)が、東京・NHK放送センターで行われ、明治大学からは環境ボランティアサークル「くれぱす」が昨年に引き続き参加した。会場に設けられた「学びのプロムナード」コーナーには、「くれぱす」をはじめ、20以上の環境系の大学サークル、各種団体のブースが並んだ。

「くれぱす」は、活動紹介パネルやエコキャップアートを展示したほか、身近なエコに興味をもってもらおうと、「アクリルたわし作り」のワークショップを実施。毛糸を編み込み、巻き付けてできたアクリルたわしは、洗剤を使わずに水だけで汚れが落ちるので、水質汚染を防ぐことができるというもの。あいにくの雨模様にもかかわらず、ワークショップに参加した女性は「身近なもので簡単にできるので、地域の子どもたちにも教えてあげたい」と、環境への意識を周囲に広げようと意気込んでいた。