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新地町で活動した明大生2人が 森まさこ大臣(福島選出)を表敬

左から目黒議長、鳥居教授、森大臣、浦壁さん、仲澤さん

明治大学が復興支援協定を結ぶ福島県新地町でボランティア活動などに従事した学生たちを代表して、仲澤彩亜さん(文4)と浦壁周平さん(情コミ3)の2人が7月17日、同県選出の参議院議員、森まさこ大臣(女性活力・子育て支援担当、内閣府特命担当<消費者及び食品安全・少子化対策・男女共同参画>)を表敬訪問した。

今回の訪問は、6月に駿河台キャンパスで開催された日本人口学会(会長:安藏伸治政治経済学部教授)の公開シンポジウムで基調講演に登壇した森大臣が、同キャンパスの別会場で行われていた「第2回 東日本大震災の風化を防ぐフォーラム」(震災復興支援センターなど共催)にも立ち寄り、新地町での本学の取り組みを知ったことがきっかけ。「(活動に携わる)学生の話を聞いてみたい」との森大臣の要望から、今回の表敬が実現した。
仲澤さんと浦壁さんはこの日、震災復興支援センターの鳥居高副センター長(副教務部長、商学部教授)の引率のもと、消費者庁の大臣室を訪問。同じく大臣室 を訪ねていた新地町の町議会議員10人と森大臣との会合に耳を傾けた後、2人はやや緊張した面持ちでボランティア活動やドキュメンタリー映像の制作など、 同町でのこれまでの活動を紹介した。

森大臣は「震災発生当初は多くの人たちが福島に来てくれたが、3年経っても毎年来てくれるのは本当にありがたいこと」と感激した様子だった。

また、目黒靜雄議長ら議員団からは本学の支援活動への感謝の意と、「外の目から新地町の良い所を見つけてほしい」との要望が示された。

森大臣のはからいで、大臣席の椅子にも座らせてもらった2人は「大臣と話して、思っていた以上に新地町のことを考えてくれているのがわかり嬉しかった」 (仲澤さん)、「学生の活動にも興味を持ってもらえたので、これからも頑張りたい」(浦壁さん)と、それぞれ今後の活動に向け、さらにモチベーションを高めていた。