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学生団体colorsが「プレミアムうまい棒」のコラボ開発に向け、プレゼンテーション

——明大生約400人へのアンケート調査も実施

やおきん社を訪問したcolorsのメンバー(中央から左へ濱島さん、岩崎さん、杉山さん、鈴木さん)

駄菓子の定番として幅広い世代に親しまれる「うまい棒」の新商品を企業とコラボ開発しようと、政治経済学部・木谷光宏ゼミ(産業心理学)のゼミ生4人でつくる学生団体colorsがこのほど、うまい棒を販売する株式会社やおきん(東京都墨田区)へのプレゼンテーションや、明大生へのアンケート調査を行った。目指すは「プレミアムうまい棒のロングラン化」。学生のアイデアが、商品化という形で結実するのか注目される。

colorsのメンバーは、木谷ゼミの濱島亮輔さん(3年)、鈴木寿一さん(3年)、岩崎あかりさん(4年)、杉山葵さん(4年)の「うまい棒が大好きな」4人。プレミアム商品の人気の背景などを研究テーマとしている濱島さんたちは、学習成果のアウトプットとして、やおきん社との産学連携による新たなうまい棒の開発を思い立った。同社が「ベンチャー精神や子供心を持っている企業であること」にも魅力を感じたという。

やおきん社への提案の機会を得たメンバーは、「若者が真に求め、話題性がある究極のプレミアムうまい棒」を開発すべく、これまでプレゼンテーション資料の作成や、やおきん社への訪問を重ねてきた。さらに、具体的な商品開発に向け、明大生へのアンケート調査も6月に実施。「どんな種類のお菓子が好きですか?」「お菓子を買う際に、何を重視しますか?」「既存のうまい棒の中で、一番好きなフレーバー(味)は何ですか?」などの質問を設け、約400人の学生から回答を得た。

商品化が果たして実現するのか、新商品がどんなものになるのか現時点では未定だが、「やおきん社の方からは『一緒に面白いものをつくりたい』と言われているので、ぜひ、その思いに応えられたら」とメンバーたちは意気込んでいる。