Go Forward

環境サークル「くれぱす」の佐々木さん(政経4)が高校生に講演

熱心に聞き入る富士高校の生徒たち 自らの経験をもとに講演する佐々木さん

大学公認の環境ボランティアサークル「くれぱす」の前幹事長・佐々木健人さん(政経4)が6月18日、東京都立富士高校(中野区)で1年生約200人を前に、清掃活動のボランティア体験について講演を行った。

高校生たちが授業の一環で茨城県での清掃活動を行うにあたり、その事前学習として、ボランティアについて考える授業が行われることとなり、中野区社会福祉協議会から本学に今回の講演依頼があった。

佐々木さんは大学入学後、「くれぱす」や学外の環境NGOに参加し、和泉キャンパス周辺の清掃活動を毎週続けるうち、「捨て続けている人がいるからごみが減らないのでは」と疑問を持つように。そこで、ごみ捨てをもっと楽しめるようにと、大学内のごみ箱を装飾するなどの活動も行ってきた。

講演で佐々木さんは、自らの体験をもとに「ボランティア活動の際は、どうやったら根本的な問題が解決できるのか考えてほしい」と呼びかけた。また、「ポイ捨てをなくすにはどうすればよいか?」と会場に質問すると、高校生からは「捨てたら罰金を取るようにすればいい」「ごみ箱をたくさん設置すれば、ポイ捨てをする人はいなくなる」「ごみは持って帰るよう有名人に呼びかけてもらう」などの意見が活発に飛び交った。

佐々木さんは今回をきっかけに、高校生たちが受身でなく能動的に楽しんでボランティア活動に参加してくれることを願っている。
(和泉ボランティアセンター)