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岸本辰雄ホールで「秋季入学式」57人が新たに明大の門たたく

「強い個性を磨こう」と日髙理事長 「白雲な~びく~」混声合唱団が校歌を紹介

明治大学は9月19日、2014年度「秋季入学式」を駿河台キャンパス・岸本辰雄ホールで挙行した。国際日本学部10人、専門職大学院46人(会計専門職研究科2人、グローバル・ビジネス研究科17人、ガバナンス研究科27人)、大学院1人(グローバル・ガバナンス研究科博士後期課程)の計57人が、新たに明大の門をたたいた。

式典の冒頭、告辞を述べた福宮賢一学長は「真理探求に向け、自ら開拓した論理を自らの言葉で表現できるようになり、個性を確立することが最終的な到達点」と新入生に教示。さらに、「躊躇や逡巡という束縛から身を解き放つのは、皆さんの意思そのものにかかっている。大きく羽ばたいて、天空高く自由に舞う姿こそ、明日からの皆さんの姿だ」と今後の大きな飛躍へ期待を込めた。

続いて、祝辞に立った日髙憲三理事長は、『学校教育とは、学生に知識を注入することではなく、学生の知識を開発するものであり、教師はそのきっかけを与えるに過ぎない。すなわち学生自身が最高の教育者である』という本学創立者の一人・岸本辰雄の言葉を引用。「私たちは皆さんの学生生活をサポートするが、同時に新入生の皆さんも物事にひたむきに取り組み、自らを鍛えてほしい」と力強く激励した。

最後に、混声合唱団の合唱による校歌紹介が行われ、厳かな雰囲気の中で式典は終了。新入生たちは、今後の大学生活に夢や希望をふくらませている様子だった。