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「日々『なぜか』と自問自答する」大学院理工学研究科2年 永野 知聡(内定先:トヨタ自動車株式会社)



就職活動で最も重要だと感じた事は、「なぜかと考え、自分の言動に理屈をつけること」です。「なぜか」と考え続けることで論理性が高まり、最終的に自信に繋がります。就職活動を始めると同時に、日々なぜかと自問自答してみて下さい。

なぜと考えることは、自己分析・ES作成でも重要です。ひたすら「なぜ自分はそう考え行動したのか」と掘り下げて考えることで、自分の性格・強み・将来どのように働きたいのか、という事がわかってきます。自分の過去(頑張ったことを3つなど)をよく分析すると、共通点が出てくると思います。それが現在の自分自身の強みや軸になっているはずです。

中には自分の過去を当時の視点のままESに書く人もいますが、それは自己分析とは言えないと思います。自己分析とは、現在の視点から過去を分析することだと私は考えます。具体的には、なぜ当時自分はそう考え行動したのか、そして今の自分ならばこう考えて行動できるからより良い成果を出せる、もしくはこの過去の反省を活かして現在はこのように行動している、と分析することです。この分析が自分らしさを知ることに繋がります。大抵の人は華やかなエピソードはありません。重要なのは、自分らしさ・思考回路を相手に伝える事です。

自己分析・ES作成にゴールはなく、時間と気力が許す限り推敲するのみです。自分1人では限界があるので、私は就職キャリア支援事務室の方にESの添削や面接練習をして頂きました。第三者に見てもらうことで、自分では気づかない点を修正できるので、添削してもらうことをお勧めします。

研究内容は、小学生でもわかるくらい簡潔に説明するといいと思います。また、面接ではとにかく自信を持つことが大切です。自信を持って発言していれば、多少矛盾点があっても自分のペースに持ち込めるはずです。その為には、過去に質問された内容を調べるなど、情報を手に入れて準備をすることも大切です。

最後に、就職活動は辛く感じる時もあると思いますが、人と比較せずに自分のペースで頑張って下さい。応援しています。