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「経営学会国際連合(IFSAM)2014東京大会」を明大で開催

ウェルカムスピーチを行う牛丸元経営学部長

経営学会国際連合(IFSAM)は、9月2日~4日の3日間、駿河台キャンパス・リバティタワーで、IFSAM2014東京大会を開催した。同連合は経営学の研究と教育の発展を目指し、国際的な相互交流と研究をいっそう深める目的で設立されたもの。1992年、第1回大会が東京(新宿・京王プラザホテル)で開催されたのを皮切りに、各国で隔年開催されてきた。今回の第12回大会は、22年ぶりの日本開催となる。

IFSAMは、世界12カ国が加盟する経営学関連の国際的な学術組織で、今回は24カ国から約400人が参加。基調講演のほか、アジア経営学会、国際ビジネス研究学会、組織学会、日本会計研究学会、日本比較経営学会、日本労務学会の協力を得て6つのシンポジウムも行われた。

大会の主テーマは、主催国である日本が東日本大震災や原発事故で甚大な被害を受けたことから、環境や経済危機におけるマネジメントを分析するべく「Management in Crisis」とした。現代の先端技術社会のなか、突然の危機に企業はどう対処すべきなのかなどについて、国内外から250件ほどの研究報告が行われ、活発な議論が展開された。