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先端メディアサイエンス学科とヤフーが「Hack U 明治大学」を初開催

発表を終え、笑顔の参加者一同

総合数理学部先端メディアサイエンス学科とヤフーは9月16日から19日の4日間、学生のためのプログラム開発イベント「Hack U 明治大学」を初開催した。同学科の学生57人が、これまで身に付けた知識や技術を駆使しながらインターネット上の新サービスを開発し、その成果を発表会で披露した。

「Hack U」は、ヤフーが世界中で開催しているプログラム開発コンテスト「Hack Day」をベースに、教育機関とヤフーが共同開催しているもの。プログラミングやデザインを通じ、アイデアを形にする楽しさを学生に体験してもらうことを目的としている。創意工夫を意味する「Hack」とUniversityの頭文字を取って「Hack U」と名付けられた。

12チームに分かれた参加学生は「新しい検索」「新しい広告」「新しいニュース」の中からテーマを選び、9月16日から18日の3日間で、ヤフーの技術者の支援を受けながら、オリジナルのサービスを開発。19日にヤフー(東京・六本木)で発表会を行った。

発表会では「毎日の献立選びを楽しくする」「ブログの投稿をもっと簡単に行う」など、各チームがインターネットや日常生活をより楽しく便利にするアイデアをプログラミングで形にし、3分間の制限時間内でプレゼンを行った。独特なアイデアや趣向を凝らした発表方法に、会場では学生の笑い声が絶えなかった。

全チームの発表後、本学教員とヤフー関係者の審査により4賞が決定。最優秀賞には「Team Lab Live」が開発した、検索結果画面で同内容のサイトをまとめて表示するサービスが選ばれた。同チームの豊崎クサベア富心さん(2年)は「今後もっと技術を磨いて、今日発表したサービスを実用化したい」と喜びを語った。