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明大など4大学の研究プロジェクト(COI STREAM)「グッドデザイン賞」を受賞

明治大学・慶應義塾大学・関西学院大学・山形大学の4大学が連携・推進する研究プロジェクト「感性に基づく個別化循環型社会の創造」(運営リーダー:荒川薫総合数理学部教授)が、2014年度のグッドデザイン賞(主催:日本デザイン振興会)を受賞した。

本プロジェクトは昨年、文部科学省と科学技術振興機構の産学連携事業「革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)」のトライアル拠点(COI-T)に採択。大量生産・大量消費社会で“受動的消費者”だった個人が、心から満足できるものを自ら作って使う“創造的生活者”へと変わる社会の実現を産学連携で目指している。

今回の受賞にあたっては、「高い技術力を持ち、日本をリードする大学や企業が連携して、高速3Dプリンタの開発や、創造性を拡大する情報共有基盤・インターフェースの研究など、今後著しい成長が期待されるビジネス領域の基盤づくりが行われているのは素晴らしい」と、取り組みが高く評価された。

グッドデザイン賞

公益財団法人日本デザイン振興会が主催する、1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動。デザインを通じて日本の産業や生活文化を向上させる運動として、国内外の多くの企業や団体などが参加している。これまでの受賞件数はのべ3万9000件以上。