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大学関係者の受賞、助成金の獲得等を紹介する(10月15日現在、敬称略)。(1)活動・受賞名、(2)テーマまたは受賞理由/概要。

学生

横田 倫啓(理工研M2、相澤守研究室)
  1. 第24回無機リン化学討論会「高知大会」若手研究セッション、若手優秀研究発表賞
  2. 発表題目「骨ミネラル含有アパタイト粉体からの多孔質セラミックスの作製とそのin vivo評価」
    生体骨を模倣した化学組成をもつ骨ミネラル含有アパタイト多孔体を作製し、ブタ脛骨への埋入試験を行なったところ、従来のアパタイト多孔体と比べて、約2.5倍という著しく高い骨侵入性を示し、さらに生体内で吸収置換することを明らかにした。この骨ミネラル含有アパタイト多孔体は「次世代型人工骨」として大いに期待できるとして評価された
根岸 周也(理工4、工藤寛之研究室)
  1. IBSC2014、優秀ポスタープレゼンテーション賞
  2. 発表題目「オスミウム錯体を用いた高感度乳酸センサに関する研究」
    アジア各国を中心としたバイオセンシング技術やバイオマテリアル分野の研究者が集まる大会にて、小型のフローセルを用いることで臓器、組織に由来する乳酸の評価を行うデバイスとその応用について報告。このデバイスは乳酸以外にも多様な成分に応用が可能で、脳をはじめとする様々な生体組織において空間的・時間的な分泌動態を明らかにしうる点が評価された
上春 浩貴(農研M2、加藤幸雄研究室)
  1. 第29回日本下垂体研究会学術集会、優秀発表賞
  2. 発表題目「神経堤細胞由来細胞は下垂体に侵入しS100ベータ陽性となる」
    発生起源の異なる多能性を有する細胞が、発生・分化過程で 下垂体組織に侵入する事を示した研究が、選考委員会による投票で選ばれた
井上 慶太(農研M2、中村卓研究室)
上川 理絵(農研M1、中村卓研究室)
  1. 日本食品科学工学会「第61回大会」、企業賞(ポスター発表)
  2. 発表題目(井上さん)「市販プレーンヨーグルトの食感を構造破壊過程から解析する」
    発表題目(上川さん)「新規グミキャンディの開発~多糖類の組み合わせによるチューイング性の実現~」身近な食品を対象とした、おいしさに重要な食感に関する研究が、学会参加者による投票で選ばれた

教員

松尾 卓摩(理工学部講師)
  1. 日本実験力学会2014年次講演会、優秀講演賞
  2. 講演題目「ゴルフボールの劣化メカニズムの推定と健全性診断技術の開発」
    長谷山飛鳥さん(2014年理工学部卒業)の卒業研究の内容を基に発表。
    ゴルフボールが夏の車内のような高温高湿環境に放置された場合、どのように劣化していくかを調べ、その劣化を簡易的に評価する手法を開発した
井家上 哲史(理工学部教授
  1. 電子情報通信学会通信ソサイエティ、功労顕彰状
  2. 2012年度から2013年度までの医療情報通信技術(MICT)研究会委員長としての学術交流活性化への貢献が評価された
本田 みちよ(研究・知財戦略機構研究推進員)
中村 まり子(研究・知財戦略機構補助研究員)
相澤 守(理工学部教授)
  1. 日本セラミックス協会「第27回秋季シンポジウム 」、特定セッション若手優秀発表賞
  2. 発表演題「アパタイトファイバースキャフォルドにおける血管内皮細胞と骨芽細胞の共培養」
    独自に開発したアパタイトファイバーからなる三次元培養可能な多孔質足場材料を用いて、血管内皮細胞と骨芽細胞とを共培養すると血管侵入を支援する骨再生環境が構築され、骨分化が亢進することを明らかにした
武野 純一(理工学部教授)
  1. 日本ロボット学会、「フェロー」の称号
  2. 日本ロボット学会の管掌する学術技術分野の発展や、日本ロボット学会の運営発展に貢献したとして称号が授与された
飯塚 秀明(理工学部准教授)
  1. 日本オペレーションズ・リサーチ学会、2014年度研究賞奨励賞
  2. 若手研究者個人を対象とする賞で、独創性と将来性に富み、オペレーションズ・リサーチの発展に寄与する研究業績を上げている論文であるとして評価された