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創立者出身地への学生派遣プログラム成果報告会を開催

学生たちがさまざまな政策提言を行った

2014年度「創立者出身地への学生派遣プログラム」の成果報告会が、グローバルホールで開催された。

社会連携機構が実施するこのプログラムは、明治大学の創立者出身地3地域(鳥取県、山形県天童市、福井県鯖江市)に学生が赴き、地域の人々との交流・連携を通じて、地域活性化への政策提言を行うもの。今回は3地域に計35人の学生を派遣した。

この日の報告会では、藤江昌嗣副学長・社会連携機構長による開式の辞に続き、1地域につき3班(A~C班)、計9班の学生たちが、地域活性化やまちづくりについてまとめた政策提言を最終報告。

その後、各賞の発表が行われ、最優秀賞の「学長賞」には、天童B班(チーム名:なめたらあかん)の提言「童商店街(ワラテン)~中心市街地を活用した子供の大人体験~」が輝いた。各地域の関係者による講評では、「我々には思いもよらない、非常に若い発想に驚かされた」といった感想が聞かれるなど、学生たちの取り組みが評価された。

閉式の辞で福宮賢一学長は、各地域への感謝を述べるとともに、「皆さんは、地域に行って地域を学ぶという、大変貴重な体験をした。このことは将来、社会人として海外などに派遣されても活きるだろう」と締めくくった。