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「学生対抗!第4回eプレゼン・コンテスト」表彰式

喜びの表情を見せる受賞者たち

学生が映像によるプレゼンテーション作品を制作し、その成果を競う「学生対抗!第4回eプレゼン・コンテスト」の結果発表と表彰式が10月7日、駿河台キャンパス・アカデミーコモンで行われ、学長賞(最優秀賞)を筆頭に7つの賞の受賞作品が発表された。表彰式では、賞状と記念品を手にした学生が喜びの表情を見せた。

「eプレゼン・コンテスト」で制作される「eプレゼンテーション」とは、指定のテーマに沿って、説明したい内容や考えを動画形式でまとめたもの。一般的な「プレゼンテーション」が人前で資料等を用いて直接発表するのに対し、「eプレゼンテーション」は制作した映像そのものを発表する点が異なる。

4回目を迎えた今回は、決勝に進出した17チームが「世界に日本文化を紹介するとしたら」「あなたが考えるグローバル化とは?」のいずれかをテーマにコンテンツを制作。各チームが大学の夏季休業期間などを活用しながら、学外での取材や映像編集などの作業を重ね、5分間の制限時間内にまとめたeプレゼンテーションを出品した。

審査の結果、最も優れた作品に贈られる「学長賞」を受賞したのは「Team.Executive(見山駿さん、鷲尾佳那子さん、井上有紀さん—いずれも農学部3年)」による「Prescription For Globalization(グローバル化への処方箋)」。子どものころから見知らぬ地域に「国内留学」をすることにより、人と人との交流を通じて相手を尊重するといったグローバル化に必要な意識を育むことができると提言した。

その他、優秀賞(3チーム)▽敢闘賞(1チーム)▽岸本辰雄奨励賞(2チーム)▽SS賞(1チーム)▽AFP通信賞(1チーム)▽佳作(4チーム)—が発表され、各チームに賞状と記念品が手渡された。

表彰式に出席した福宮賢一学長は「皆さんの視点は本当に素晴らしい」と受賞者をたたえ、「手に入れたスキルを上手く使い、今後もいろいろな場面で情報発信に活用してほしい」と期待を込めた。

最後に、審査委員長を務めた桑森真介教授(商学部)が「上位入賞作品の差はわずかで、全審査員が平均して高い得点を付けていた」と講評。「来年もまた、上位入賞を目指して頑張ってほしい」と呼びかけた。

「学長賞」と「優秀賞」を受賞した4チームの学生は、11月5日から韓国の協定校で行われる研修に参加する。