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ケンブリッジの学生劇団が「ヴェニスの商人」を上演

——明大生との交流を深めるワークショップも

迫力ある演技を見せる「ペンブルック・プレイヤーズ」

英国・ケンブリッジ大学の学生演劇団体「ペンブルック・プレイヤーズ」が10月3日、駿河台キャンパス・リバティホールでシェイクスピア劇「ヴェニスの商人」を上演した。これは国際連携本部が著名な英国研究者らを招き催している「英国研究」の一環で、今年で7回目の公演。明大の学生、教職員、一般参加者など約100人が来場し、若い学生劇団員によるダイナミックで熱のこもった演技に感嘆の拍手を送っていた。

ワークショップも同日開催

ワークショップで親睦を深めるケンブリッジ大生と明大生

「ヴェニスの商人」の上演に先駆け、同日午後には駿河台キャンパス・リバティタワー地下2階の多目的スポーツルームでワークショップが開催された。これは同劇団員が明大生へ演劇訓練の手法をレクチャーすることで、本場の演劇を学ぶとともに、学生間の交流を図ろうと企画されたもの。

ワークショップはすべて英語で行われ、初めは緊張気味だった明大生も、声を発し、全身を自由に動かしながら演技をするうちに生き生きとした表情に。最後はグループに分かれてテーマに沿った即興劇を披露し、和やかな雰囲気の中で幕を閉じた。

ワークショップ終了後には記念撮影や連絡先を交換する姿が見られるなど、参加した学生たちは満足そうな様子だった。