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日本初「模擬国連ワークショップ」を明大と国連が共催

日本初の「模擬国連ワークショップ」 ナセル国連広報局長代行(中央)らが本学に来訪

明治大学は国際連合(UN)と共催で、日本初となる「模擬国連ワークショップ(MUN Workshop in Tokyo Japan)」を11月22日~24日、駿河台キャンパスにて開催。アフリカ、アジア、ヨーロッパ、アメリカなど世界中の国と地域から総数150人の学生と教員らが参加した。本学は、文部科学省に採択された立教大学・国際大学との共同事業「国際協力人材育成プログラム」の中で、「模擬国連」を授業科目に設置するなど、模擬国連に関する教育活動を2013年度より開始しており、今回のワークショップもその一環。

22日の開会式では、福宮賢一学長が明大を代表してあいさつ。「国連アカデミック・インパクト」への参加など、本学の国際化への取り組みに触れた上で、「今回のワークショップを通じて参加者が国籍、大学、世代を越えて世界が抱える問題解決のための国連の交渉プロセスについて学び、その経験が未来を担う若いリーダー育成の第一歩となることを願っている」と力強く話した。

今回のワークショップでは、国連総会と安保理の会議シミュレーションを行う機会を国連が参加者に提供。参加者は、より実際の国連会議に近い形で模擬国連を開催することができるように、国連総会と安保理の手続規則、討論と決議採決、コンセンサスの重要性などについて理解を深めた。

また、ワークショップ開催に合わせて、22日にマーヘル・ナセル国連広報局長代行、根本かおる国連広報センター所長が駿河台キャンパスを訪れ、福宮学長、長尾進副学長(広報担当)らと会談。本学の難民教育の取り組みや「スーパーグローバル大学創成支援」事業への採択、国連とのさらなる連携強化などが話題に上がった。