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eプレゼン・コンテスト 上位入賞学生が韓国で研修

コンテンツの制作風景

明大生を対象に開催した「学生対抗!第4回eプレゼン・コンテスト」の上位入賞チームの学生11人が11月5日~9日、研修のため韓国・慶山にある嶺南大学校(本学協定校)を訪問した。

本研修は、日韓の学生が共にコンテンツ制作を行うことにより、グローバル社会で必要な価値観やコミュニケーションなどを身に着けることを目的とした、新しいカタチの国際学生交流プログラムであり、今回で4回目。日本からは本学に加え文化学園大学(3回目)、韓国からは訪問先の嶺南大学校と全北大学校(本学協定校)の計4大学が参加した。

研修2日目のフィールドワークでは、日韓総勢29人の学生が混合4チームに分かれ、世界遺産が多数ある慶州(キョンジュ)の史跡等を訪れ、韓国の歴史・文化に触れた。そこで収集した写真・動画などをもとにコンテンツを制作し、研修3日目の発表会の場で上映。今回は「子供の教育用の慶州紹介」「外国人観光客向けの慶州紹介」といったテーマが与えられ、各チームは工夫を重ねながらコンテンツを完成させた。

1月下旬からは、嶺南大学校と全北大学校の学生が本学を訪問し、同様のプログラムを実施する予定。

農学部3年 見山 駿(学長賞、Team.Executive)

前列右端が本人

eプレゼン・コンテストには今回で2度目の参加となり、一貫して韓国研修を目標にしてきました。昨年度に優秀賞に選ばれず悔しい思いをした分、今回の韓国研修に対する思いは人一倍強かったのではないかと思います。

研修中のチームはほぼ全員が初対面のメンバーで構成されていましたが、韓国メンバーの温かい歓迎のおかげですぐに意気投合し、初日の夜にはメンバーで1つの部屋に集まって夜遅くまで話し込む仲になりました。その後の研修時間はすべての場所・出来事が、ただみんなで一緒にいるというだけで楽しく、過ぎていく時間が本当に惜しかったです。また3日目の発表に向け、休む間も惜しんで全員で協力してコンテンツを制作したことは、今回の研修を楽しいだけのものではなく充実感と達成感を得られる有意義な体験にしてくれました。

2年間膨らみ続けた期待を簡単に越えてしまうような4泊5日であり、これからも今回築いた関係を続けていきたいと思います。1月に行われる研修では、日本で出迎える側として、韓国メンバーに再会できることを心待ちにしています。