「日中金融自由化改革:そのリスクとチャンス」
冒頭のあいさつで福宮賢一学長は、本学と中国社会科学院のこれまでの交流や、本シンポジウム開催のいきさつについて触れながら、「このようなシンポジウムを開催できるのは、中国社会科学院と本学の交流が新たなステージに進んだ証」と喜びを語り、「今回の研究成果を広く世界へ発信するとともに、本学の教育・研究活動にも還元し、グローバル社会を担うことができる人材の育成につなげていく」と決意を述べた。
続いて、財務省大臣官房審議官の吉田正紀氏が「日中金融協力の現状と課題」と題して基調講演。その後、「資本勘定の自由化と人民元の国際化」「金利の自由化と為替相場」「シャドーバンキングと金融規制」の3つのテーマについて、学術的な見地から議論が行われた。
本学と中国社会科学院は2010年に協力協定を締結して以来、学術的な交流を続けており、本シンポジウムは歴史学・考古学以外の分野で初の共催イベントとなった。
続いて、財務省大臣官房審議官の吉田正紀氏が「日中金融協力の現状と課題」と題して基調講演。その後、「資本勘定の自由化と人民元の国際化」「金利の自由化と為替相場」「シャドーバンキングと金融規制」の3つのテーマについて、学術的な見地から議論が行われた。
本学と中国社会科学院は2010年に協力協定を締結して以来、学術的な交流を続けており、本シンポジウムは歴史学・考古学以外の分野で初の共催イベントとなった。