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山形県天童市で「宮城浩蔵賞」授与式と「理科教育事業」

「宮城浩蔵賞」受賞者へ記念品を贈呈 模型を使って児童に説明する伊藤副学長

「天童市教育の日・天童市生涯学習フェスティバル2014」が11月22日、山形県天童市の天童市市民プラザで開催された。フェスティバル開会行事では、「宮城浩蔵賞*」の授与式が行われ、本学から伊藤光副学長(総合政策担当)、校友会山形地域支部から中村恒一支部長が出席した。天童市と本学は、創立者の一人・宮城浩蔵の出身地であることが縁で、連携協力に関する協定を2010年11月に締結。さまざまな連携事業を実施している。

授与式では、市内の各中学から受賞した髙橋猛さん(市立第一中)、武田大輝さん(市立第二中)、高橋那実さん(市立第三中)、三條祐貴さん(市立第四中)に、伊藤副学長が記念品を授与した。受賞者スピーチで生徒たちは、受賞の喜びとともに、自身を支えてくれた多くの人々への感謝の気持ちや、将来の夢に向けた決意などを語った。

また前日の21日には、天童中部小学校体育館で、同校5年生114人を対象に、「理科教育事業」を実施。伊藤副学長(理工学部機械工学科教授)が、専門分野である流体力学をテーマに、講話と体験活動を担当した。

講話「どうして飛ぶのか」では、飛行機を例として物の飛ぶ仕組みを説明。体験活動「飛ばしてみよう」では、児童たちがスチレンペーパーから飛行機の翼を切り出し、クリップをつけて飛ばす体験をした。

これまで、市民を対象とした「てんどう笑顔塾」や、明大生が天童市の活性化策を提案する「学生派遣プログラム」を実施してきたが、小中学生が対象の連携も行われるようになっている。

* 宮城浩蔵賞

2003年に制定。品行正しく、学業の成績が特に優秀で、かつ、部活動や生徒会等において顕著な活躍をした中学生の褒賞を目的としている。