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臨床心理士に10人が合格、祝賀会を開催

合格通知を手に、笑顔を見せる合格者ら

2014年度臨床心理士資格試験が昨年10~11月に実施され、大学院文学研究科臨床人間学専攻臨床心理学専修の修了者11人が受験、うち10人が合格した。

この結果を受け1月24日、駿河台キャンパス・グローバルラウンジにて合格祝賀会が開かれ、伊藤光副学長(総合政策担当)、林義勝文学部長をはじめとする大学関係者や、本学OB・OGで組織される明治大学臨床心理士会の会員らが列席。合格者を祝した。

伊藤副学長は祝辞の中で、全国的にも高い合格率をたたえた上で、「自分たちが明治大学で学んできたことに誇りを持って臨床心理の現場で活躍し、そこで得たものをまた在学生にも還元してほしい」と語った。

明大臨床心理士会の神原有希奈会長からは「資格を取った今からが、臨床心理士としてのスタート。我々も日々勉強を重ねながら仕事をしているので,これからは仲間として共に進んでいきましょう」という祝辞があった。

臨床心理士資格は、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会に指定された大学院修士課程を修了後、同協会が年1回実施する試験に合格して得られる。

明治大学の臨床心理学専修は指定大学院の認可を受けており、全国平均合格率が60%前後の中、同専修修了者の合格率は毎年80~100%を維持している。これまで同専修の修了生71人(今回の合格者を含む)が臨床心理士の資格を得ており、全国の医療機関のカウンセラーや、教育相談所のスクールカウンセラーとして活躍している。