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国際日本学部 世界は広い!留学生が小学校で交流会

小学生に母国のプレゼンをする留学生 留学生と小学生との顔合わせ

国際日本学部国際交流学生委員会は2月12日、東京都中野区の区立緑野小学校を訪れ、留学生と小学生との交流会を開催した。これは、学生有志で組織された国際交流学生委員会が緑野小学校と共同で、国際色豊かな国際日本学部の留学生と小学生との異文化交流を目的に企画したもの。

昨年に引き続き2回目となった今回は、アメリカ、フランス、オーストリア、ベトナム、中国、韓国、台湾、香港からの留学生12人が参加し、緑野小学校6年生78人と交流を深めた。

「子どもたちにとって、とても貴重な体験です。ぜひみなさんも楽しんでください」と宇賀神佳子校長に出迎えられた留学生は、それぞれグループに分かれて自己紹介。初めは緊張した面持ちだった留学生も、小学生が事前に調べた留学生の出身地の概況や文化に関する発表を聞くうちに笑顔を見せるなど、お互いの心の距離が縮まっていった。

続いて、留学生が母国の地理や文化、日本とは違う生活習慣などについて、パソコンを使ってプレゼンテーション。「水道水を飲むことができる日本は素晴らしい」といった日本の良さや、「電車が遅れることは当たり前」「出された料理を残すことが食事のマナー」など、海外の文化について紹介されると、小学生たちは驚いた様子でメモを取っていた。

さらに、「フランスのお菓子はとてもおいしい」「実はキムチは200種類もある」「日本のアニメが好き」といった身近な話題には、小学生の方から積極的な質問が飛び交い、給食をともにした後も、日本の伝統的な遊びを通じて双方が触れ合うなど、活発な異文化交流が行われた。

参加した留学生たちは「自分が知らないことまで調べていてくれて驚いたし、嬉しかった」「給食もおいしかった」などと、充実した様子で感想を口にしていた。