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留学生シェアハウス「HIROKO House」が完成

福宮学長らと懇談した俊雅氏夫妻(中央)

「HIROKO House」の外観と居室の様子

故・小保内弘子教授(情報コミュニケーション学部)の遺志を継ぐ形で建設が進められていた、明治大学の外国人留学生のためのシェアハウス「HIROKO House」(ヒロコハウス、東京都調布市)がこのほど完成し、3月22日には現地見学会も行われた。

小保内教授は生前、東南アジアの経済発展論を研究テーマとしたフィールドワークを実施するとともに、これらの国々との人材交流を通じて、日本との相互理解を深める活動を展開してきた。

今回、実弟である小保内俊雅氏夫妻が小保内教授の遺志を継承し、本学で学ぶ外国人留学生に住居面での支援を行おうと、小保内教授宅の売却資金で中古一戸建て住宅を購入の上、シェアハウス(定員5人)にリフォーム。併せて、俊雅氏が代表取締役を務める管理会社「Leibniz House」を設立し、運営する。

3月18日には駿河台キャンパスにて、俊雅氏夫妻と福宮賢一学長らが懇談。福宮学長は「このような形で小保内先生のご遺志を生かせるのは非常にありがたい。明治はまだまだ留学生のための施設が少ないので、活用させていただきたい」と謝辞を述べた。

今後、本学国際教育センターが正規課程に所属する外国人留学生を対象に募集を行い、入居者を選抜、推薦する。