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大学院 博士学位授与式 48人(課程40人・論文8人)が学位を取得

博士学位取得者に式辞を述べる小笠原大学院長 研究者としての誓いを語る早船さん 厳かな雰囲気の中で行われた学位記授与

2014年度博士学位授与式が3月27日、駿河台キャンパス・アカデミーコモンで執り行われ、48人(課程博士40人・論文博士8人)が栄誉ある学位を取得した。

式典には、日髙憲三理事長や福宮賢一学長、小笠原英司大学院長らが列席。博士学位の取得者一人ひとりに学位記を授与後、式辞に立った小笠原大学院長は「私たち研究学徒に求められるのは、現実課題と学問研究をいかに結びつけるかということ。各自が設定した主題を人類的・社会的・公共的課題と連結して、その解決・克服に挑戦するという研究者使命を自覚すべきである」と研究者としての心構えを説いた上で、「明日からは、日常の研究活動により一層の精進を重ね、さらに一段高い目標に挑戦していただきたいと切に願う」と、さらなる研究へのまい進に期待を込めた。

続いて、福宮学長の祝辞の後、学位取得者を代表して早船真広さん(農学研究科)が答辞。早船さんは指導教員や支えてくれた家族らに感謝の言葉を述べるとともに、「私たちは博士号を授与されたが研究者として完成を遂げたわけではなく、そもそも研究の道に終わりはない。新たなる前進を目指し、研究者としての能力の向上と研究内容の高度化を通じて、人類の発展と幸福に貢献するため努力していきたい」と、力強く今後の飛躍を誓った。