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ドイツ連邦財政裁判所・メリングホフ長官が福宮学長を表敬訪問、学内での講演も

福宮学長、松原教授(左)とともに

ドイツ連邦財政裁判所長官のルドルフ・メリングホフ氏が3月7日、福宮賢一学長を表敬訪問。その後、学内で講演も行った。

メリングホフ氏はドイツ連邦憲法裁判所(日本の最高裁判所に相当)裁判官などを歴任後、2011年に連邦財政裁判所長官に就任。2007年より、テュービンゲン大学法学部特任教授も務めている。今回は商学部の松原有里教授(租税法)の招聘で3月1日に来日し、1週間の滞在中に、最高裁やドイツ大使館などを訪問した。

7日、松原教授とともに来校したメリングホフ氏は、日独の実務家レベルでの交流の重要性などついて福宮学長と意見交換。国際化にも話が及び、明治大学には200を超える海外協定校があることを福宮学長が紹介すると、メリングホフ氏は驚いた様子だった。

その後、駿河台キャンパス・グローバルフロントで行われたドイツ憲法判例研究会にて、メリングホフ氏は「租税法と租税刑法の原則と境界」をテーマに講演。参加した研究者や実務家らは、熱心にメモを取るなどしていた。