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泰日工業大学(タイ)の学長らが表敬訪問

本学経営学部との学部間協定に向け意見交換

さらなる連携強化に向け、協議を行った

泰日工業大学(TNI/タイ・バンコク)のバンディット・ローッアラヤノン学長らが4月14日、駿河台キャンパスを訪問。本学経営学部との学部間協力協定締結に向けて、勝悦子副学長(国際交流担当)や牛丸元経営学部長ら本学関係者と意見交換を行った。

泰日工業大学は、日本からタイへの技術移転や現地日系企業のニーズに直接合った人材の育成を目的として、2007年に開校した新しい大学。インターンシップ受け入れなどの支援団体は日系企業を中心に300以上にのぼり、日本語は学生全員必修。本学とは2012年に大学間協力協定を締結し、これまで活発な学生交流を行っている。

ローッアラヤノン学長は「TNIの経営学部受験希望者は、他の学部と比べても毎年圧倒的に多く、日本語ですべての授業を行う『日本語・経営課程』(Business Japanese)は、中でも人気のコースのひとつである」とした上で、「学生たちの多くは何かしらの形で、日本の大学に将来留学をしたいと望んでいる」と協力を要望。勝副学長は「今後のさらなる学生交流のため、多面的に連携できれば」と応じた。

また牛丸経営学部長は、これからの具体的な取り組みについて、「学生交流をはじめ、送り出しや受け入れの充実、さらに将来は、ダブル・ディグリー(双方の大学の学位が取れる制度)の教育連携関係も構築できれば」と語り、一層の交流発展に期待を込めた。