中野キャンパスで「１００円朝食」６月には和泉・生田・駿河台でも

学生の食生活改善を目的に、明治大学は５月１８日～２２日、朝の時間帯に学食を１００円で提供するイベント「１００円朝食」を中野キャンパス・学生食堂で実施。“ワンコイン”で朝食がとれるとあって、多くの学生が利用した。明大学生健康保険互助組合（学生健保）の活動の一環で、６月には和泉・生田・駿河台の各キャンパスでも開催する。

明大では３割超の学生が１人暮らしをしているが、朝があわただしく朝食をなかなか食べられなかったり、そもそも朝食をとる習慣がない学生も少なくない。そのため明大では昨年、朝食の大切さを意識させるため、原価３５０円のメニューを日替わりで食べられる「１００円朝食」を中野・和泉・生田の３キャンパスで初めて実施。これが好評を博し、今年は駿河台を加えた全４キャンパスに取り組みを拡充した。

中野での初日となった１８日のメニューは和食。ごはん、みそ汁に加え、納豆、シャケの切り身、味付け海苔、卵焼き、ひじき、大根おろしと豊富なおかずが並び、授業前の学生らが談笑しながらおいしそうにほおばる姿が見られた。

総合数理学部２年の男子学生は「昨年『１００円朝食』を食べそびれたので、今日はこのために早起きした。１人暮らしでいつもは朝食をとらないので、こういう機会はとてもありがたい」と話していた。

学生たちには、「１００円朝食」や食習慣に関する学生健保からのアンケートも配布された。