Go Forward

大学院18研究科による合同進学相談会 特別講演や院生パネルディスカッションも

「研究者に必要なのは“運・鈍・根”」と森永教授 多数の来場者があった個別相談ブース

明治大学大学院の全研究科が一堂に会し、大学院進学の意義や研究内容などを紹介する合同進学相談会が5月23日、駿河台キャンパス・アカデミーコモンで開催され、研究者などを志す本学、他大学の学生や社会人ら約450人が来場した。

合同進学相談会には、法科大学院・専門職大学院を合わせ16研究科と、本学の系列法人である国際大学(大学院大学)の2研究科が参加。

3階アカデミーホールでは、小笠原英司大学院長(経営学部教授)が客席の来場者を前に「研究者にとって、頭の良さよりも重要なのは研究のセンス。もっと重要なのは研究への情熱だ」とあいさつ。続いて、教養デザイン研究科の森永由紀教授が「大学院で学ぶということ」をテーマに特別講演を行った。

森永教授は、学生時代の挫折経験や、日本の南極観測隊史上初の女性隊員となった経験などを交えながら、「研究者は自分で好きなテーマを決めて、その研究者になることができる。主体的に生きていきたい人には良い道だと思う」などと熱弁をふるった。

ホールではその後、「大学院学生生活と助成について」と題する本学大学院生によるパネルディスカッションや、奨学金に関する説明会も行われ、大学院生の研究や生活をサポートするさまざまな取り組みが紹介された。

このほか、2階ビクトリーフロア暁の鐘では、研究科個別相談と資料閲覧を実施。各研究科の教員と大学院生が来場者の疑問や相談に応じ、順番待ちも出る盛況となった。さらには施設見学ツアーも行われ、興味津々の様子で学内を見て回る来場者の姿も見られた。