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明大出身政財界人との懇談会を開催

本学関係者を含め100人以上が一堂に

名刺や情報を交換し、互いにとって有意義な機会に あいさつする山崎製パンの山田副社長

ヒューマンネットワーク強化や情報交換を目的に、明治大学は6月22日、本学出身の政財界人との懇談会を駿河台キャンパス・アカデミーコモンで開催。国会議員や首長、上場企業の役員と本学関係者ら100人以上が一堂に会した。

冒頭、あいさつに立った日髙憲三理事長は「少子化の波の中で、大学は今、勝ち組になるか、負け組になるかが問われている」とした上で、「特色ある研究・教育を展開し、活気のある挑戦に満ちた大学だと世界に評価されることが、負け組にならないために必要だ」と力説。政財界からの助言や支援を求めた。

続いて福宮賢一学長が、文部科学省のSGU(スーパーグローバル大学創成支援事業)への採択をはじめ、留学の受け入れ・送り出しや海外協定校数の増加、総合的教育改革、各種研究、入試など、本学の最近の取り組みやその成果を紹介。「今後も厳しい状況を乗り越え、“トップユニバーシティ”として生き残っていきたい」と決意表明した。

ここで会場を移動し、大学および校友会からの出席者の紹介に続いて、向殿政男校友会長の音頭で乾杯。会場では、本学関係者と政財界人が名刺交換をしたり、談笑を交わしたりする姿があちらこちらで見られた。

政財界人を代表してあいさつした、山崎製パンの山田憲典取締役副社長(1960年法学部卒)は「グローバルはグローバルとして、日本のいいものはしっかりと残し、『権利自由』『独立自治』の精神を共有しながら、明治大学が光輝くよう力を合わせていきたい」などと語った。

最後に、橋口隆二経営企画担当常勤理事が「政財界の皆様から本日いただいたアドバイスをもとに、さらに大学を発展させていくので、引き続きご支援をお願いしたい」と閉会の辞を述べ、懇談会は幕を閉じた。