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学生団体COLORSが飲料メーカーと商品企画へ

大学生が考える大学生のためのパック飲料

学生ならではの斬新なアイデアで企業との商品企画に挑む

政治経済学部・木谷光宏ゼミの学生でつくる学生団体COLORSが、飲料メーカーとの共同による商品企画にチャレンジしている。コンセプトは『大学生が考える大学生のためのパック飲料』。6月3日、駿河台キャンパスでメーカー担当者3人と企画立案に向けた初回打ち合わせを行い、双方の役割や今後の企画の進め方を確認した。

COLORSと共同で商品企画を行うのは、飲料メーカーのエルビー(埼玉県蓮田市)。スーパーやコンビニエンスストアなどの冷蔵ケースに並ぶ「チルド飲料」を製造・販売している同社に対し、COLORSのメンバー鈴木寿一さん(4年)、柿澤隼斗さん(3年)、依藤美有さん(3年)、山田真央さん(3年)の4人が、学生目線で考案した商品を提案することとなった。

この日の打ち合わせでは、通常の商品開発に用いられるマーケティング手法や、企画のポイントなどについてエルビーの担当者から説明を受けた後、明大生を対象に実施する意識調査の方法が話し合われ、長時間のインタビューで深層心理を掘り下げる「デプスインタビュー」と呼ばれる手法などの検討が行われた。

今後COLORSは、エルビーとの定例打ち合わせを行いながら商品コンセプトの調査や立案に向けた準備を行い、7月~9月に明大生への意識調査を実施。この結果をもとに商品企画を練り上げ、10月下旬にもエルビーの役員に企画提案を行う予定。

提案の結果次第では学生による企画が商品化される可能性もあり、産学が連携した今後の展開が注目される。