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第2回全国大学史展「学生たちの戦前・戦中・戦後」



第一次世界大戦後の高等教育機関の拡充期から、第二次大戦後の高度経済成長期までの学生の歴史を振り返る、第2回全国大学史展「学生たちの戦前・戦中・戦後」が7月3日から8月2日まで、明治大学博物館特別展示室(駿河台キャンパス)で開催された。

大学史に関する資料の調査収集・整理保存などを目的に活動する全国大学史資料協議会東日本部会と、明治大学史資料センターとの共催。

「戦前の学生たち」「戦中の学生たち」「戦後の学生たち」「写真でみる学生生活」の4つのテーマに分けられた約300点の資料(現物約100点、写真約 200点)を通じて、現在の日本の大学の原型が形成されたと考えられる戦前~戦後期の学生たちの生活ぶりや、その時代背景などを振り返る内容。本学など各 大学でこの時期に制作された映像作品を、iPadを操作しながら見られるコーナーも展示室の一角に設けられた。

戦時に活動しやすく実用的な衣服として開発された日本女子大学校(現日本女子大学)の「エプロンモンペ」など、各大学などが所蔵する貴重な資料の数々に、来場者たちも世紀を越えて、当時の学生生活に思いをはせている様子だった。