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総合数理学部「わくわくサイエンスラボin中野」

学生スタッフと一緒にはじめての映像制作

総合数理学部は8月21日、“作って”“測って”“操ろう”をテーマに、科学の不思議や面白さを体験する科学教室「わくわくサイエンスラボin中野」を中野キャンパスで開催した。

数理科学の魅力を子供たちに体験してもらうことを目的に企画されたもので、3回目となる今年は小中学生を合わせた62人の参加者を、魅力的な4つのプログラム「ロボットを操ろう!」「しりとりアニメを作ろう!」「センサで測ろう!」「化学ボートで遊ぼう!」を用意して出迎えた。

現象数理学科が企画した「化学ボートで遊ぼう!」では、身近な物質の化学エネルギーを利用して水面を滑走する小さな船を作り、使う物質や船の形によって動き方や速さが異なることを体感。参加をしていた中学2年生の男子は「世界にはまだまだ知らないことがたくさんあることが分かった」と、新しい発見への驚きを語った。

先端メディアサイエンス学科は、「しりとりアニメを作ろう!」と「センサで測ろう!」を企画。「しりとりアニメを作ろう!」では、たくさんの遊具を使ってコマどりアニメの制作にチャレンジし、各グループのコマをつなげて1つのアニメーションを作る「しりとりアニメ」を最後に上映。全員が一体となった作品が完成した。

「センサで測ろう!」の教室では、センサとコンピューターを組み合わせて、人の動作やものの変化を検知する仕組みを体感。子供たちは初めて触る機械に緊張しながらも、学生スタッフに手ほどきを受けながら実験を成功させていった。参加していた小学3年生の女の子は「完成までの準備がとても楽しかった。また来たいと思った」と、笑顔で感想を語っていた。

ネットワークデザイン学科は「ロボットを操ろう!」を企画。参加した子どもたちは、さまざまなプログラムによりロボットカーを自由自在に操るプログラミングの仕組みを体験。リモコンを使用せずに、パソコンで設定したプログラミング通りに動かすことの難しさと楽しさを、身をもって実感していた。