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国際連携機構 クールジャパン サマープログラム2015 

11カ国・地域から25人が参加、日本文化に触れる

オープニングセレモニーでめいじろうと 伝統芸能「太神楽」にチャレンジ! 「どう?うまく握れたでしょ?」

国際連携機構は7月22日~8月6日、マンガやアニメ、音楽、ファッション、ハイテクノロジー、和食といった日本の現代文化や伝統文化について、多様な講義やワークショップ、フィールドトリップを通じて学ぶ短期留学プログラム「クールジャパン サマープログラム2015」を実施した。

このプログラムは、海外在住の大学生・大学院生を対象に、「日本を学ぶなら明治!」をPRし、海外から留学生を誘致する試みの一つとして2010年に始まったもの。6回目となる今年は、アメリカ、オーストラリア、イギリス、マレーシア、台湾など11カ国・地域から、25人の学生が参加した。

プログラムでは、「オタク文化と秋葉原」「おもてなし文化」「日本文化の深層と多様性」「クールジャパンの世界展開」などの講義を行ったほか、アニメや伝統芸能の太神楽(だいかぐら)、合気道などのワークショップも開催。本学教員をはじめ、NHK「cool japan発掘!かっこいいニッポン」プロデューサーの堤和彦氏や、世界的に有名なアニメーターの板野一郎氏ら、そうそうたる顔ぶれが講師を務めた。

さらに、秋葉原(マンガとオタクの世界)やアニメスタジオの見学、寿司の握り体験、京都での寺宿泊や浴衣着付け体験など、学外でのフィールドトリップも行われ、最終日には、「自分自身が発見したクールジャパン」をテーマに受講生がプレゼンテーション。母国との文化の違いにも触れながら、それぞれの発見や感動体験を共有し合った。

密度の濃い計16日間のプログラムを通じ、頭のてっぺんからつま先まで日本の新旧文化にどっぷりとつかった受講生たちは、貴重な経験や思い出を手土産に、帰国の途についた。