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「“オール明治”を目指して」校友会長 向殿 政男

皆さま、こんにちは。猛暑の中、2015年度定時代議員総会に全国津々浦々、韓国、台湾からもご出席いただき誠にありがとうございます。

今回は校友会役員の改選のときであり、私も、前会長の残任期間2年と、その後1期4年の6年務めてきましたので、ここで全体の総括をしてみたいと思います。

私が就任した当初、校友会の基本理念として「明治はひとつ」ということを最初に申し上げました。これはオール明治を目指して全員参加するということです。校友はもちろん、教職員・在校生・父母会・体育会その他多くのOB会が存在し、いろいろな価値観がある中で、母校を支援するということに関しては、同じ方向に進もうというのが理念の根拠です。

その幾つかを総括すると、1つは、大学と校友が情報共有するため、各県支部に「ホームページの立ち上げ」をお願いしました。今は多数の県支部、地域支部にホームページを作成いただき、時代とともに活発な情報共有ができております。

もう1つは、「若手の参加促進」です。大学と校友の情報交換を促すべく、ホームページの立ち上げと共に、「紫紺NET」を構築してメールマガジンの定期配信等を行うことにより、校友会や大学の情報をお知らせする機能が動き出しております。

それともう1つは、「クラスター」と称している各種OB会等のまとまりを明確にするために、校友会の規則も変えました。同時に、海外にもたくさんの校友や留学生がおります。校友会支部としては韓国と台湾の2つがありますが、その他、海外でご活躍されている校友の団体「海外紫紺会」が、現在17団体設立されています。

それから、「校友会活動の活性化と世代交代」ということを申し上げました。老・壮・青が一緒になり、校友会活動をやっていこうということです。現在、支部長の若返りを見ても順調に動きはじめていると感じております。

また、長年、校友会活動に貢献いただいた方に敬意を表すべく、支部長・地域支部長・校友会役員を4年以上務めていただいた方々には感謝の気持ちを表し、明治大学校章付きエンブレムを差し上げることにいたしました。

財政面については、赤字体質から黒字体質に変換いたしました。今後も校友会活動においては、地方からの入学者の支援や大学の奨学金に資金を回しながら、財政基盤を強化していきたいと考えています。

まだ、道半ばでありますので、これからも校友会の支援をお願いしたいと思います。