Go Forward

ロンドンサマーシンポを開催、10大学150人が参加

WC2(World Cities World Class University)ネットワーク



8月10日から14日まで、ロンドン市立大学ビジネススクールにおいて、明治大学もメンバーとなっているWC2(世界都市型大学)ネットワークのサマーシンポジウムが開催された。大学院生を交えたシンポジウムはWC2初めての試みで、10大学から教員、学生など総勢150人が参加し、それぞれの分野で議論を深めた。

初日は、ロンドン市によるオリンピック後のレガシー(遺産)活用や大学との連携、大学と都市との連携事例等について全体会合で議論し、2日目から5日目までは、5つの分野(ビジネス、健康、エコキャンパス、交通、グローバル文化)に分かれて、各分野の教員、院生によるセッションを行った。
本学からは、勝悦子副学長(国際交流担当)、小野弓絵理工学部准教授、大野光平総合数理学部講師と、大学院理工学研究科博士前期課程1年の江崎公哉さん、 村上優也さんが参加。初日には、勝副学長が、震災の際の大学の開放やその後の危機管理、防災体制についてプレゼンし、2日目以降は、勝教授、小野准教授、 大野講師が講義を行うとともに、2人の院生もプレゼンを行った。

WC2は今年3月30日~4月1日に、本学駿河台キャンパスで総会を開催し、その際に、サマーシンポジウムの実施を決定。オリンピック後のレガシー活用で さらなる活況を見せているロンドンで今回シンポが開催されたことは、大学間ネットワークのさらなる深化につながると期待される。