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ケンブリッジ学生劇団『間違いの喜劇』公演

『間違いの喜劇』のクライマックス

英国・ケンブリッジ大学ペンブルックカレッジの学生劇団「ペンブルック・プレイヤーズ」によるシェイクスピア『間違いの喜劇(The Comedy of Errors)』の公演が10月2日、駿河台キャンパス・リバティホールで行われた。

これは国際連携本部が2001年度にスタートさせた「英国研究」の一環で、公演は今年で8回目。同劇団は1955年の創設以来、多くの著名な俳優を輩出してきた名門として知られている。公演では、若き学生劇団員がエネルギッシュで感情表現豊かな演技を披露。会場を埋めた明大の学生や教職員、一般の来場者らが、大きな拍手を送っていた。

ワークショップも同日開催

『間違いの喜劇』の上演に先駆け、同日午後、駿河台キャンパス・リバティタワー地下2階の多目的スポーツルームで「ペンブルック・プレイヤーズ」劇団員によるワークショップが催された。参加した11人の明大生が本場英国の演劇訓練の手法に触れるとともに、学生間の交流を図った。

すべて英語で行われたワークショップでは、学生たちが輪になって声を発し、全身を自由に動かしながら即興劇に臨んだ。また、シェイクスピアが好んだ韻律「弱強五歩格(iambic pentameter)」についてレクチャーを受けた後、グループに分かれてこのリズムに当てはまる台詞を考えるなど、貴重な機会を生き生きと楽しんでいた。