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政治経済学部・木寺ゼミ「かみいけ!星空プロジェクト」を4日間実施

プロジェクトを実施した木寺ゼミの学生たち 蓄光テープで作った星座が浮かび上がる

政治経済学部・木寺元ゼミは11月11日~12日と14~15日の4日間、東京都豊島区上池袋で、「かみいけ!星空プロジェクト」と題するアートプロジェクトを実施した。

これは木寺ゼミが、10月17日~18日に開催された「日本公共政策学会 公共政策フォーラム2015in釧路 学生政策コンペ」で、「『何度でも行きたいまち』を目指して~アートプロジェクトで人の流れを作り出す~」と題する政策提言を北海道釧路市に行い、準優勝にあたる「釧路市長賞」を受賞したのを受けて、上池袋でそれを実践したもの。

かつては都内のあちこちで見られた木造住宅密集地(通称:木密)だが、建物の老朽化や都の防災政策で姿を消しつつある。今回のアートプロジェクトは、失われつつある“木密”の文化と記憶を少しでも地域に残そうと、木造ガレージ「くすのき荘」にて、蓄光テープで自由な星座を作成し、それをつなぎ合わせて鑑賞するという内容で行われた。

4日間の開催期間中、地元の子供たちや母親などを中心に、200人以上の地域住民が参加。制作や観賞の過程において、学生と地域住民の間だけではなく、地域住民の間にも新たな交流が生まれるなど、“木密”を舞台に、まさに「星座」のように人々がつながったプロジェクトとなった。