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震災復興支援センター「東日本大震災復興支援活動報告会」を開催

会場も交えて活発に意見交換

明治大学震災復興支援センターは12月18日、「2015年度『東日本大震災復興支援活動報告会』~支援活動を通じて何を学び、何を得たか~」を駿河台キャンパス・グローバルホールで開催した。それぞれの報告を通じて活動内容・方法の共有を図り、さらには復興支援にかかわっている学生・院生間のきずなを深めることが目的。2013年度から3回目となる今回は、9つの学生団体・個人が発表したほか、本学が震災復興に関する協定を締結している岩手県大船渡市の職員らも参加した。

報告会では、鳥居高副センター長(商学部教授)のあいさつ・司会のもと、被災地の状況や活動内容が報告され、続く意見交換では、各団体・個人が持つ課題やノウハウなど、具体的な活動方法を共有。被災地に今後どのような支援が必要か、新たな視点で考える貴重な場となった。

閉会のあいさつに立った松橋公治センター長(文学部教授)は「違う考えと違う行動を知ることで互いの活動の刺激になり、その後の支援や経験が変わる。今後もそれぞれの経験や専門性を生かしながら活動を継続していただきたい」と締めくくった。

学生からの活動報告内容

タイトル 発表者
福島のこどもたちへの自然体験活動~自然を通じた震災復興支援~(国立磐梯青少年交流の家) 阿部 由佳(経営4)
福島県下における被災歴史資料保全活動に関する一私見~ふくしま史料ネットへのボランティア参加を通じて~ 竹ヶ原 康佑(文研D3)
福島県飯舘村での活動報告 本多 隆太(農4)
地域環境計画研究室 活動報告 櫻井 奈菜(農4)
ツナグ~東京の学生と東北の架け橋に~ きずなInternational
白鳥 雄大(文1)
≪明大week in 新地≫ 2015年度東北奉仕活動報告 体育会ローバースカウト部
石丸 真梨子(文3)
藤根 琢也(文3)
≪明大week in 新地≫学生の被災地支援について 白崎 絵(商3)
≪ゼミ活動≫ 2015年活動報告 法・阪井和男ゼミナール
村岡 俊一(法3)
≪ゼミ活動≫ 福島県新地町と岩手県大船渡市を拠点とした地域振興のお手伝いと被災者の皆様との交流 文・平山満紀ゼミナール
平野 拓弥(文3)