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「eプレゼン国際学生交流ワークショップ」を開催

スタジオでのコンテンツ制作 東京・浅草でのフィールドワーク

映像を使ったプレゼンテーション作品の成果を明大生が競い合う「eプレゼン・コンテスト」を通じた交流の一環として、来日した韓国・嶺南大学校(本学協定校)と全北大学校(同)の学生らと明大生による「eプレゼン国際学生交流ワークショップ」が1月29日~2月2日に開催された。

日本で開催するワークショップとしては、本学と嶺南大との間で2010年度にスタートして以来、今回で6回目(韓国開催を合わせると11回目)。嶺南大からは学生8人と教職員3人、全北大からは学生5人と教職員2人の計18人が来日し、本学からは学生14人が参加した。

初日の1月29日は、オリエンテーションの後、日韓3大学の学生を交えての歓迎会を開催。翌30日からは日韓混合の4チームに分かれ、浅草、築地、鎌倉、川越での取材活動・フィールドワークを実施。その成果をもとにデジタル・コンテンツを制作し、31日午後に発表会、懇親会を行った。発表会には、過去のコンテストやワークショップの参加者、卒業生なども出席し、学生同士のつながりの強さを感じさせた。

2月1日には日韓学生交流が行われ、翌2日に韓国の学生らは帰国の途についた。

「普段できない体験ができるワークショップ」国際日本学部1年 内田 朱音

私は今回初めてeプレゼン国際学生交流ワークショップに参加しましたが、予想よりも多くの貴重な経験をすることができました。

初めに挙げられるのが、言葉が通じない学生との深い交流です。ワークショップでは、取材先ごとに4チームに分かれていたのですが、私のチームだけ韓国語と日本語の両方を話せる学生がおらず、意思疎通をするのにとても苦労しました。しかし、言いたいことを伝えようと努力するのはとても良い経験でしたし、お互いに相手の国の言葉を教え合うことで、良いコミュニケーションが取れました。

たったの4日間でしたが、ワークショップが終了して1カ月が経った後も連絡を取り合うほど、深い関係を築くことができました。私は動画制作が初めてで、わからないことが多かったのですが、韓国人学生を含め経験者がいたので、協力しながら行うことができました。このように、互いに得意なことが違うので協力して作業ができるのも、グループワークでの大きな魅力であると思いました。